普段使っている七つ道具
普段使っている七つ道具
普段よく使用しているアイテムのご紹介です。
1.UV-LEDライト(手に納まるサイズ)
2021年5月に購入してからずっと使い続けているライト。
よく、
「こんな小さいのであの量を作っているんですか!?」
とビックリされるんですが、かなり使い勝手が良いので手放せません。
小回りが利いてライトのところへ作品をもっていかなくても、
ライトを作品のところまで持ってきて硬化が出来るのでかなり便利!
このライトで収まらないような大きいものを制作する時はもう1台(合計2台)で作っています。
2、3、4.左からメモスタンド、ヤスリ(金属製)、レジンスティック(樹脂製)
メモスタンドはかなり便利!
仕上げの時に必ずレジン液でコーティングするのですが、
↑写真のように金属部分(ヒートンと言います)をつまんで固定する時に使っています。
ヤスリは尖りや凹凸を削り、形を整えるため。
レジンスティックはレジン専用の必須道具。
レジンの制作をする際には必ずこのスティックで封入物を掴んだり、先端に付けたりしてレジンの中に入れたり、
着色する際の染料とレジン液を混ぜたりする際に使います。
レジンスティックの代用として、”つまようじ”を使う方もいらっしゃるのですが、
あくまで私の場合は、つまようじは使いません。
熊本県に移住してみて思ったのは、湿度がめっちゃ高い!!
なので、水分を含みやすい木材である爪楊枝は万が一水分が含まれていたときに
作品の中に混入して気泡が出来たり、蒸発しようと水玉が出来たりして、見た目も悪く
さらに、
中に入っているお花が腐ってしまったり、劣化を早めてしまう可能性があるので
万が一のことを考えて、使わない、と決めています。
わざわざ私の中で納得できない品をお客様にお送りしたくないですしね。
※硬化前のレジンと水の相性は最悪で、硬化不良を起こします。
硬化不良を起こしている作品を手にすると、固まりきっていないのでべたついたり、70℃以上の温度に触れた時に溶け出てきたりします。
→日常で70℃になる場面としては、夏の自動車の中の温度くらいです。
5.金属ピン(サージカルステンレス製、9ピン)
↑スワロフスキークリスタルビーズの穴のサイズにピッタリなんですこれ。
レジンに入れるときに、必ずこの金属ピンにスワロフスキークリスタルビーズを通して入れています。
あとは、レジンスティックよりも細いので、レジンスティックでは はみ出てしまうところを塗りたいときはこのピンが大活躍です♡
わざわざ単価の高いサージカルステンレスを使わなくてもいいのでは?
と思うのですが、
サージカルステンレスは硬い、錆びに強い、皮脂に強いので、作業する手の汗に触れても劣化しにくいので、
結果、コスパがいいんです(笑)
金属疲労にもめっちゃ強い。→作業中にポキッと折れることもない。
6.エンボスヒーター(青いやつ↓)
気泡を飛ばしたり、レジンの温度を上げて作業しやすくするときに使います。
特に、スワロフスキークリスタルビーズは”ビーズ”なので、真ん中に穴が開いていて、
その穴に気泡が留まってしまうんです。
レジン液の温度が高ければ気泡は自然と上に抜けていくので、必須ですね。
ただし!
お花を入れる時はNG!
なぜかというと、お花の退色(色が抜ける)を早めてしまうから。
UVライトでレジン液が硬化する時には100℃近くまで上がり、火傷をするほど高温になるため、お花も多少退色します。
月日が経てばお花の退色は必ず起きるものなので、制作時に過度な熱を加えないように気を付けています。
(お花を入れる時はまず使わないです。)
7.遮光ケース(レジン保管、ディップコーティング用)
着色したレジン液を保管したり、
コーティングの際に使用するディップ用(レジン液の中にドボンと漬けてくぐらせる)として使用します。
一年近く使用していますが、遮光なのでレジン液が固まることはないし、蓋つきなのでほこりやゴミが入ることも少なくてかなり重宝しています。
8.その他
7つ道具の他にも、こんなものも使用しています。
左から、
・メイクブラシ・・・研磨後の粉末を除去するハケとして使用
・ピンセット・・・レジン液に入れる細かいパーツを掴むときに使用
・目打ち・・・一般的な裁縫用の目打ちで、硬化後のレジンパーツにシリコンモールドがちぎれてくっついていたりする際に剥がしたり、ドリルを使うほどではない気泡をつぶすときに使用
・デザインカッター・・・硬化したレジンパーツのバリ(はみ出て尖っている部分)をカットしたり、ドリルで削るほどではない表面の細かいゴミを取り除く際に使用
以上、レジン制作に欠かせない7つ道具でした。(7つ以上紹介したけど。笑)
金属アレルギー対応レジンアクセサリー作家兼ハンドメイドコンサル
ハンドメイド作家として2021年に活動を開始し、
作家としての基盤を固めたのち、ハンドメイド作家向け
販売コンサルとして2022年より活動を開始。
現役作家として活動をしつつ、
コンサルとしても日々作家さんのためのお役立ち情報を発信。
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